五分で説明!ケルト人の生活と驚きの習慣!
ケルトはゲームやファンタジーの世界でしか見ることがないので、実際に彼らがどんな社会で、どんな生活をしていたのかよく分からないですよね。
ここでは、ケルト人の生活をざっくりと紹介します!
カエサルが説明!ケルト人の社会
ケルト人は文字を持っていなかったので、ケルト人の生活は考古学資料か、同時期のローマ人の書いたものからしか窺い知ることができません。ここでは、有名なカエサルの証言から。
ケルト人のエライ人とそうじゃない人
ケルト人の階級は単純です。
1.ドルイド僧
ドルイドは学者+魔法使いみたいな人たちです。何でも知ってて、魔術や予言もできるケルト世界のスーパーエリートです。
2.騎士
戦争する人だよ。
3.その他大勢(平民)
こいつらは奴隷とおんなじだよ。税金に苦しむ人たち。他人事じゃないね。
ケルト人の夫婦
ケルトの法律ではとにかく旦那がエラくて、旦那は妻や子供が悪いことしたら殺していいのです!
奥さんが嫁入りの時に持ってきた持参金は、旦那の貯金と合わせて共有財産になります。そしてどっちかが死んだら、生き残った方がその財産を受け取る仕組みでした。
旦那が死んだら、一族郎党が葬式に集まります。もし旦那の死が「おかしい」と思われたら、奥さんがどんなに否定しようと「お前のせいだ!」となり、死刑!あわれ奥さんは火あぶりにされてしまいます。
ケルト人の葬式
葬式は豪華絢爛。その人の大事なもの、コレクションや衣類はもちろん、ペットや乗ってた馬までみーんな火に入れられます。大事な奴隷(もちろん人間だよ)とか、その人が偉かったら支配してた平民まで火あぶりに……。
ケルト人の食事は?
よく分かっていない点が多いのですが、ローマ人が書き残した記録があります。
とにかく肉!
ケルト人は肉が大好きです!彼らの最大の楽しみは、宴会して肉をむさぼること。特に人気があったのは、羊や豚のもも肉。
もも肉は数が限られていますから、宴会では基本、「一番勇敢な戦士」が桃を最初に取ることが決まっていました。しかし、食い物の恨みは激しい……。食事中も武器を携帯していたケルト人。酔っぱらうと「この肉は俺のだー」と、本気の殺し合いになることもあったとか。
ワインは高級品
騎士階級はみんなイタリア(ローマ)から輸入したワインを飲んでいました。当時のワインは、現在のワインよりも濃度が濃かったので、水で割ることが一般的でしたが、ケルト人は濃いほうが好きだったらしく、生で飲んでいました。(だから酔っぱらって殺し合うのかも?)
平民は麦とか蜂蜜で作った安酒を飲んでいました。麦酒はエール、蜜酒は「みつしゅ」と言います。はっきり言ってまずいです。飲めたもんじゃない(という噂)です。
ケルト人の仰天習慣
これは本当かどうか怪しいのですが、こんな情報も……。
新郎新婦の習慣
晴れの結婚式!大勢の親戚が集まります。すると、新婦はベッドの部屋へ行き、お客さんの男性たちに順番にサービス。年上から年齢順です。
新郎が新婦のベッドに入れるのは、一番後だったとか。
男性同士も大いにアリ
ローマ人も男性同士の恋愛がお盛んでしたが、ケルト人はもっとさらに激しかったとか。これはケルト人が、家を離れて男性だけで戦争に行くことが多かったからかもしれません。
ケルト人は動物の毛皮を地面に敷いて寝ていましたが、その毛皮の上で、両サイドにイケてる若いのを置いて、三人で激しく楽しんでたそうです。これにはローマ人もドン引きしたとか。
まとめ
けっこう強烈な、謎に満ちたケルト人の一面を紹介いたしました。ローマ人の歴史書から分かるだけなので、ほんの一部しか分かりませんが、何となく性格は垣間見ることができますね。
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